新築やリフォームの際に、家の顔とも言われる表札を新調しようとお考えになる方も多いのではないでしょうか。家の第一印象を決める表札選びは、新築やリフォームの際にとくに重要です。

最近は人とは違う個性的な表札を取り入れる方が増えています。中でもとくにタイル表札は、個性的で耐久性も高くDIYにも向いているため人気の表札です。この記事では、タイル表札の特徴や種類、DIYの方法まで詳しく紹介します。

タイル表札の特徴

タイル表札は、陶磁器製のタイルに文字を彫刻した表札です。焼き物ならではの温かみのある風合いが魅力ですが、その製造過程でどうしても焼きムラが出てしまうことがあります。そこがデメリットでもあるのですが、全く同じものがない特別な表札という点では大きなメリットと言えます。ここでは、タイル表札の以下の3つの特徴を紹介します。

• おしゃれに個性を出せる
• 耐久性が高い
• 自分でも取り付けられる

おしゃれに個性を出せる

タイル表札は、おしゃれに個性を出せます。なぜなら焼き物ならではの温かみのある個性的な風合いと、豊富なカラーバリエーションから他の素材とは一味違う表札を作れるからです。以前は洋風タイルが使われることが多かったのですが、現在は信楽焼や有田焼、備前焼などの焼き物も人気です。

セラミックタイル、テラコッタ、和風の焼き物、天然石風、アンティーク風など多種多様なタイルがあり、家の雰囲気に合わせて選べます。

「タイルの色や質感」と「文字の色や書体」の組み合わせで、さまざまな表情を見せるのも魅力です。同じ形のタイルでも、クールな印象やナチュラルな印象、スタイリッシュな印象などおしゃれなで個性的な表札が作れます。

耐久性が高い

タイルは、雨風や紫外線に強い素材で耐久性が高いという特長があります。そのため屋外に設置する表札に最適で、色あせや劣化も少なく長期間美しい状態を保ちます。

「タイルは割れないのか」と心配される方もいるかもしれません。確かに、タイルのデメリットとして落下など強い衝撃が加われば割れます。ただし、タイルは強度もあり、通常の使用で割れることはほぼありません。

自分でも取り付けられる

タイル表札は、コンクリートや木材、ブロックなどさまざまな場所に自分でも取り付けられます。DIY初心者でもチャレンジしやすいでしょう。取り付け方法は専用の接着剤がおすすめです。接着力が強く、乾くと雨に濡れても問題ないほどの接着力があるからです。

タイル表札を自分で取り付ける際の手順は以下の通りです。

1. 取り付け場所のホコリや汚れをきれいに拭き取る
2. 貼り付け位置に鉛筆などで印を付ける
3. 表札の裏面に接着剤を塗布する
4. 表札をしっかりと貼り付ける
5. 乾くまで養生テープなどで固定する
6. 接着剤が完全に乾いたら養生テープを外して完成

接着剤が乾くまでに、1日から数日かかることもあります。

乾くまでの間は、養生テープで表札を固定し、表札がずれたり落下したりしないように気を付けましょう。

おしゃれなタイル表札の種類

おしゃれなタイル表札の種類はさまざまありますが、タイル表札は焼き物であるため、もともとのプレートの形や大きさを変えることはできません。購入時には、設置場所や形、取り付け可能かを確認しておくことが大切です。

ここでは、代表的なタイル表札の3種類をご紹介します。

• 長方形タイプのタイル表札
• 正方形タイプのタイル表札
• アンティークタイプのタイル表札

長方形タイプのタイル表札

長方形タイプのタイル表札は、きちんとした印象を与えつつ、洗練された雰囲気を出せます。名前や番地など、必要な情報をしっかりと表示できるのも魅力です。

正方形タイプのタイル表札

正方形のタイル表札は、可愛らしい印象がありながら、おしゃれでモダンな雰囲気です。ワンポイントのアイコンやデザインを加えることで、さらに個性的な表札に仕上げられます。

アンティークタイプのタイル表札

アンティークタイプのタイル表札は、ノスタルジックな雰囲気を出したい方におすすめです。長い年月を経たような深みのある風合いが、住居に重厚感を与えます。

タイル表札の手作りDIY方法

タイル表札は、個性的なデザインと耐久性、耐候性を兼ね備えた魅力的な表札です。DIYで簡単に手作りできますので、ぜひ自分だけのオリジナル表札を作ってみてください。ここでは、2つのDIY方法をご紹介します。

モザイク状にタイルを並べる

複数のタイルをモザイク状に並べて、オリジナルのデザインで表札を作る方法です。タイルの色や形を自由に組み合わせることで、個性的な表札を作ることができます。

【材料】

• お好みのタイル
• 土台（枠）となるプレート
• タイル目地材
• 文字シールなど

【作り方】

1. 土台のプレートにタイルを接着剤で貼り付けます。
2. 接着剤が乾いたら、タイルの隙間を目地材で埋めます。
3. 目地材が乾いたら、はみ出した目地材をきれいに拭き取ります。
4. タイルに文字シールを貼ったら完成です。

（文字シール以外にもアクリル絵の具や油性ペンで名前を書くこともできます）

タイルの上に文字シールを貼る

シンプルなタイルの上に文字シールを貼る方法です。手軽にDIYを楽しみたい方におすすめです。

【材料】

• 表札用タイル
• 文字シール

【作り方】

1. 表札用のタイルを用意します。
2. 文字シールをタイルに貼り付ければ完成です。

おしゃれなタイル表札のオーダーはオリーブのいえへ

ここまで、タイル表札の特徴や種類、DIY方法などを紹介してきました。タイル表札は、個性的で豊富なデザインや耐久性、見た目の美しさを兼ね備えた近年人気の表札の一つです。

私たち「オリーブのいえ」では、さまざまな種類のタイル表札を提供しています。プレートの形は長方形、正方形をご用意。カラーや質感も多種多様に取り揃えておりますので、きっとお好みのタイル表札が見つかるはずです。また、タイル以外の素材の表札についても多数取り扱いがございます。

表札の専門メーカーとして耐久性やデザインにこだわり続けお客様からも「自慢の表札です」「高級感がありすごくおしゃれ」など嬉しい声をいただいています。

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