
二世帯表札とは、親世帯と子世帯など複数の家族が一つの建物に暮らす際に、それぞれの世帯の名前を表示するための表札です。一般的な表札とは異なり、二世帯住宅ならではの工夫が必要です。
この記事では、そんな二世帯表札の重要性や選び方、種類、設置する際の注意点について詳しく解説します。
二世帯表札を作ることが重要な理由
近年では、表札を出さない家も目にします。しかし、表札を出すことは、いくつかの点で重要です。二世帯住宅で表札を作ったほうがよい主な理由は、次の2つです。
荷物や郵便物の誤配を防ぐ
二世帯住宅では、家の住所は一つでも世帯は別のため、荷物や郵便物が誤配されやすいという問題が起きがちです。
二世帯それぞれの名前が書かれた表札を設置しておくことで、配送業者が迷うことなく届け先を確認できるようになります。
訪問者が間違わずに訪問できる
二世帯住宅では、それぞれの世帯を訪れる友人や知人が、どちらの玄関を訪れるべきか迷うことが少なくありません。
二世帯表札を設置しておくことで、訪問者が迷わずに訪問したい方の世帯を見つけられるようになります。
二世帯表札のよくあるお悩みと選び方のポイント

二世帯の表札を注文するとき、どのようなことに注目して選べばよいのでしょうか。ここでは、よくあるお悩みと2つのポイントを紹介します。
1つの表札に名前を2つ入れられるの?
1つの表札に二世帯分の名前を入れる方もいらっしゃいます。実際には1つ分の表札で済みますのでコスト面も抑えられるのは大きなメリットですね!
同じ書体で名前を並べることで統一感もあり、2つ名前があることで二世帯である事も理解してもらえます。
2つの表札に分けると値段が倍になってしまう??
コストの面では上がってしまいますが、お名前を2つ作る場合もメリットはたくさんあります。
表札が2つあるという事でより二世帯である事が明確になります。
また、同じテイストの表札の色違いを並べる事でハイセンスでオシャレな表札にも仕上がります。
せっかくお作りいただくものですので、デザインを選ぶ楽しみも2倍味わっていただけます。
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二世帯表札の種類
二世帯表札には、どのような種類があるのでしょうか。以下に、素材とデザインという2つの切り口でそれぞれ見ていきます。
素材別に見る二世帯表札の種類

二世帯表札の素材には、様々なものが使われています。主なものを紹介します。
石製の二世帯表札
石製の二世帯表札は、重厚感と高級感が特徴で、家の顔となる玄関に落ち着いた雰囲気を与えます。
自然石や加工石など素材のバリエーションも豊富で、耐久性が高く、雨風にも強いため長期間使用できます。
金属製の二世帯表札
金属製の表札は、耐久性が高く、スタイリッシュで現代的な印象を与えます。
表札でよく使われる金属には、ステンレスや真鍮(しんちゅう)といった素材があります。金属特有の光沢やソリッドな風合いは美しく、人気が高いです。
ステンレス製はシンプルなデザインが多く、モダンな外観の二世帯住宅にぴったりです。
真鍮製の表札は、独特の温かみのある色合いで、年月とともに味わいが増し、重厚感のある佇まいになります。
木製の二世帯表札
木製表札は、ナチュラルな雰囲気が魅力で、二世帯住宅に温かみをプラスします。防水コートを施したものであれば、耐久性の面でも安心です。
木製表札の素材としては、さまざまな木材が使われています。
例えば、ウォールナットは濃いブラウンの深みのある色合いが特徴で、シックで高級感あふれる印象になります。
また、ホワイトオークは高級家具にも使われる木材で、淡い色味と自然な木目が美しいのが特徴。耐久性が高い木材で、日々の風雨にも強い点が魅力です。
タイル製の二世帯表札
タイル表札はカラフルで個性があり、家の外観に合わせて遊び心を取り入れられるのが特徴です。ヨーロッパ風やカジュアルな住宅にもよく似合います。
タイル表札は、耐水性・耐熱性が高いのもポイントです。家族ごとに異なるデザインを選んで並べるのも楽しく、二世帯ならではの表現ができる素材です。
デザイン別に見る二世帯表札の種類
二世帯住宅では、デザインによっても表札の印象が大きく変わります。ここでは、人気のある「切り文字」と「北欧風」の二世帯表札をご紹介します。
切り文字の二世帯表札

切り文字の表札は、名前の形に素材をくり抜いたデザインの表札です。一般的な長方形の表札と比べて、スタイリッシュな印象で目を引きます。
二世帯の名前を並べることで、どちらの世帯にも配慮した表札が作れます。壁に直接取り付けることで、訪問者にも見やすく、簡潔で分かりやすい案内に役立つデザインです。
北欧風の二世帯表札

北欧風デザインの表札は、温かみとシンプルさが魅力です。素材には、木や金属、タイル等、さまざまな種類が選べます。
ナチュラルな木目や柔らかなカラーが北欧スタイルの家によく馴染み、訪れる人にも優しい雰囲気を伝えられます。
二世帯表札を注文するときに気をつけたい点
二世帯の表札を注文するときは、どのような点に注意すればよいのでしょうか。気をつけたい主なポイントを3つ解説します。
名前の並べ方を事前に話し合う
二世帯表札を注文する際、まず確認したいのが名前の並べ方です。よくあるのが、家主を先に書くケースや、訪問者や配達員が分かりやすいよう、住居と同じ配置で並べるケースです。
並べ方や順序に明確な決まりはありません。世帯同士で納得のいく順序を決めておくことが大切です。
文字の読みやすさ
表札は訪問者や配達員に見てもらうためのものなので、文字の読みやすさも重視しましょう。
特に二世帯表札では名前が2つ並び、同じ名字であるケースも多いです。そのため、シンプルで視認性の高いフォントを選ぶと、家に来る人にとって親切です。
とはいえ、近年ではプライバシーやセキュリティーの面を重視して、細い文字やアルファベット表記にして、あえてパッとは読めない表札にする家もあります。
いずれにしても、希望する読みやすさ(読みにくさ)になるように事前に確認をして、納得のいく表札にすることがポイントです。
耐久性を想定する
表札は日々の風雨にさらされるため、経年変化が避けられません。
金属や木材など、素材によっては、さびや色あせが出る場合もあるので、耐久性やメンテナンスの頻度を考慮しながら素材を選びましょう。防錆加工や防水加工を施した素材を選ぶこともできます。
ただ、経年変化は必ずしも悪いことばかりではありません。年季の入った風合いの表札は、信頼感や温かみを感じさせてくれます。
二世帯表札の注文ならオリーブのいえへ

ここまで、二世帯住宅の表札の選び方や種類、気をつけたい点を見てきました。
私たち「オリーブのいえ」では、さまざまな種類の表札を提供しています。どの表札も二世帯対応が可能です。
表札の専門メーカーとして耐久性やデザインにこだわり続け、お客様からも「シンプルでかっこいい」「高級感があり凄くオシャレ」と嬉しいお声をいただいています。
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